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パーソナルジムの料金設定|失敗から学んだ決め方を公開

パーソナルジムの料金設定
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「パーソナルジムの料金、いくらにすればいいんだろう?」

開業準備の中でも、料金設定はとても悩むところです。高くすればお客様が来ないかもしれないし、安くしすぎると経営が苦しくなる。正解がわからず、近くのジムや大手の料金をそのまま参考にしてしまう人も多いと思います。

私はパーソナルジムを経営する中で、料金設定で2回失敗しています。この記事では、その失敗と、今の料金の決め方を正直にお伝えします。

この記事でわかること
  • 私のジムの今の料金プラン(コース制・月額制・時間制)
  • 料金設定で失敗した2つの経験
  • 今の料金の決め方(最低限もらいたい料金と時間単価)
  • 無料サービスを有料オプションにして客単価が上がった話
  • これから料金を決める人へのアドバイス
目次

パーソナルジムの料金設定は「コース制→月額制」+時間制にしている

初回はコース制、コース修了後は月額制

今の私のジムでは、はじめて申し込むお客様はコース制、コースを修了したあとは月額制で続けてもらう形にしています。

短時間・長時間を希望する人のために時間制も用意

コース制とは別に、時間制のプランも用意しています。「短い時間だけ見てほしい」「じっくり長く指導してほしい」という人にも合わせられるようにするためです。

料金の形特徴
コース制決まった回数・期間で目標を目指す。はじめての人が始めやすく、成果も出しやすい
月額制毎月決まった料金で通う。続けてもらいやすく、売上が安定しやすい
回数チケット制回数分をまとめて買う。始めやすいが、使い切ると終わりやすい
時間制時間に応じて料金が決まる。短時間・長時間の希望に合わせやすい

料金設定で失敗①:大手と同じ高価格帯にしたら入会がなかった

開業したばかりのころは、大手のパーソナルジムと同じくらいの高価格帯のコース制にしていました。ところが、まったく入会がありませんでした。

大手のジムには、知名度や広告の力があります。開業したばかりで、まだ実績も知名度もないジムが同じ料金にしても、お客様には選んでもらえなかったのだと思います。

大手の料金は「大手だから成り立つ料金」です。そのままマネするのではなく、自分のジムの状況に合わせて考える必要があります。

料金設定で失敗②:低価格の薄利多売にしたら休みなく働き続けることに

そこで、低価格の回数チケット制に変えて、たくさんのお客様に通ってもらう「薄利多売」に切り替えました。この方法で、会員の数は増えました。

ただ、1回あたりの料金が安いので、売上を上げるには、とにかくたくさんの指導をこなすしかありません。その結果、休みもなく、朝から夜遅くまで働き続けないと売上が上がらない状態になってしまいました。

会員が増えても、体が持たなければ続けられません。料金を安くしすぎると、自分の時間と体力で埋め合わせることになります。

移転を機に料金プランを見直して、今の形になった

この2つの失敗をふまえて、お店の移転をきっかけに料金プランを見直し、今の「コース制→月額制+時間制」の形にしました。移転のときの計画づくりについては、開業資金と融資の記事でも紹介しています。

今の料金の決め方は「最低限もらいたい料金」と「時間単価」

近くのジムは参考にするが、それだけでは決めない

近くのジムの料金は、もちろん参考にします。ただ、それだけで決めることはしません。

自分のジムの技術とサービスなら「最低でもこれくらいはもらいたい」で決める

今は、自分のジムが運営を続けていくために、そして自分のジムの技術やサービスなら「最低でもこれくらいはもらいたい」という考え方で料金を決めています。安さで選ばれるのではなく、価値に見合った料金で選んでもらうことを大切にしています。

「時間単価」を必ず確認する

料金を決めるときは、時間単価も必ず確認しています。時間単価とは、「1時間の指導でいくら売上になるか」のことです。

時間単価 = 料金 ÷ 指導にかかる時間

コース制、月額制、時間制など、料金の形が違っても、1時間あたりの売上で比べると、どのプランが自分の負担に見合っているかがわかります。

オプションは「無料サービス」から有料にして客単価が上がった

オプションはストレッチ・プロテイン・時間延長の3つ(人気はプロテインとストレッチ)

私のジムの基本のメニューはトレーニングだけです。そこに、ストレッチ、トレーニング後のプロテイン、時間延長の3つをオプションとして用意しています。利用が多いのは、プロテインとストレッチです。

最初は全部無料だったが、時間単価と費用の負担が重くなった

実は開業当初、これらはすべて無料のサービスでした。しかし、無料でストレッチや時間延長をするとその分だけ時間単価が下がり、プロテインも無料で出し続けると費用の負担が重くなります。そこで、有料のオプションに変えました。

有料にしても利用は続き、客単価もプロテインの質も上がった

有料にしたら利用する人が減るのでは、と心配していましたが、有料にしても多くのお客様が引き続き利用してくれました。その結果、客単価が上がりました。

さらに、有料にしたことで質の高いプロテインを用意できるようになり、お客様からも「おいしくなった」と喜んでもらえました。

無料サービスは喜ばれますが、続けるほどお店の負担になります。価値のあるサービスなら、有料にしてもお客様は使ってくれます。

オプションは「その都度」でも「月額」でも選べるようにしている

オプションは、使うときだけ申し込む「その都度」と、毎月のプランに入れる「月額」のどちらでも選べるようにしています。お客様が自分に合った使い方を選べるので、申し込みやすくなります。

これから料金を決める人への3つのアドバイス

STEP

大手の料金をそのままマネしない

知名度や実績がまだないうちは、大手と同じ料金では選ばれにくいです。自分のジムの状況に合わせて考えましょう。

STEP

安くしすぎない(自分が働き続けられる料金にする)

安い料金で会員を増やしても、休みなく働かないと売上が上がらない状態では長く続けられません。

STEP

「最低限もらいたい料金」と「時間単価」から決める

運営を続けるために必要な売上と、自分の技術やサービスの価値から、最低ラインの料金を決めましょう。時間単価で比べると判断しやすくなります。

よくある質問:料金はあとから変えてもいい?安くすれば人は増える?

料金はあとから変えても大丈夫ですか?

大丈夫です。私も2回料金の形を変えています。ただ、今通っているお客様への説明は丁寧に行いましょう。お店の移転やリニューアルなど、きっかけがあるときに見直すと伝えやすいです。

安くすればお客様は増えますか?

私の場合、低価格にしたら会員は増えました。ただ、その分たくさんの指導をこなさないと売上が上がらず、休みなく働く状態になりました。安さだけで集めるのはおすすめしません。

料金の相場はいくらくらいですか?

地域や指導の内容、時間によって大きく変わります。近くのジムの料金は参考にしつつ、自分のジムの運営に必要な売上と時間単価から決めるのがおすすめです。

無料のサービスを有料にしたら、お客様は離れませんか?

私のジムでは、ストレッチやプロテインを有料にしても、多くのお客様が引き続き利用してくれました。有料にしたぶん、プロテインの質を上げるなど、サービスの価値を高めることも大切です。

まとめ:料金は「価値」と「続けられるか」で決めよう

この記事のまとめ
  • 今の料金は初回はコース制、修了後は月額制。別に時間制も用意
  • 失敗①:大手と同じ高価格帯にしたら入会がなかった
  • 失敗②:低価格の薄利多売にしたら、休みなく働き続けることに
  • 移転を機に見直して、今の形になった
  • 無料だったストレッチ・プロテイン・時間延長を有料オプションにしたら、利用は続き客単価が上がった
  • 今は「最低限もらいたい料金」と「時間単価」で決めている

料金は、一度決めたら終わりではありません。お客様の反応や自分の働き方を見ながら、あなたのジムに合った料金を見つけていきましょう。

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