「パーソナルジムを開業したいけど、物件はどうやって選べばいいの?」
物件は、一度契約するとかんたんには変えられません。家賃は毎月かかるので、選び方しだいでジムの経営が楽にも苦しくもなります。
私は最初、見た目のきれいな物件にこだわって、家賃の高いところでジムを運営していました。この記事では、その経験もふまえて、私が物件選びで重視している4つの条件と、次に物件を選ぶなら変えたいことをお伝えします。
- パーソナルジムの物件選びで私が重視した4つの条件
- 家賃の高いきれいな物件を選んで分かったこと
- 次にジムを作るなら、物件で変えたいこと
パーソナルジムの物件選びで重視したのは「広さ・家賃・強度・騒音」
私がパーソナルジムの物件を選ぶときに重視したのは、次の4つです。
| 条件 | チェックしたこと |
|---|---|
| 広さ | 器具を置いて、お客様と動けるスペースがあるか |
| 家賃 | 毎月むりなく払い続けられる金額か |
| 建物の強度 | 重い器具やダンベルを置いても大丈夫か |
| 騒音や振動 | ダンベルを置く音や振動で、周りに迷惑がかからないか |
広さは「器具+動けるスペース」で考える
パーソナルジムはお客様とトレーナーの1対1なので、大きなジムほどの広さはいりません。置きたい器具を決めてから、器具のまわりで安全に動けるかを考えて広さを決めました。
意外と見落としがちなのが、バーベルにプレートを付け外しするスペースや、ベンチ台をラックから動かすスペースです。器具そのものの大きさだけで広さを決めると、実際に使うときに狭く感じます。
置きたい器具の横幅と奥行きには、十分なスペースを確保しておくのがおすすめです。
家賃は「売上が少ない月でも払えるか」で考える
開業してすぐは、お客様が少ない月もあります。家賃は売上に関係なく毎月かかるので、売上が少ない月でも払い続けられるかを基準にしました。
建物の強度と騒音・振動は、契約前に必ず確認する
ジムには、パワーラックやダンベルなどの重い器具を置きます。床がその重さに耐えられるか、ダンベルを置く音や振動が、上下や隣の部屋に響かないかは、契約前に必ず確認しておきたいポイントです。
建物の強度や、トレーニングで使ってよいかは、物件の管理会社や大家さんに事前に確認しておくと安心です。
ジムは音と振動が出る商売です。あとからトラブルになるケースもあるので、契約前の確認がいちばん大事だと思います。
家賃の高いきれいな物件を選んで分かったこと
最初は「外観のきれいさ」にこだわって家賃の高い物件にした
私は開業したとき、建物の外観のきれいさにもこだわりました。きれいな建物の方がお客様に選ばれやすいと思ったからです。そのぶん、家賃は高めでした。
外観を気にしない物件に移っても、お客様への影響はなかった
その後、家賃を抑えた物件に移りましたが、外観による影響は特にありませんでした。お客様がジムを選ぶときは、建物の見た目よりも、ほかのところを見ているのかもしれません。
家賃が下がって、資金繰りが楽になった
家賃を抑えた物件にしたことで、毎月の支払いが減り、資金繰りが良くなりました。
外観のために家賃を上げるより、家賃を抑えた方が、経営はずっと安定しました。
次にジムを作るなら、広さは最低限にして家賃を抑える
次にジムを作るなら、広さは最低限にして、もっと家賃を抑えたいと考えています。
小さなジムでも、器具を工夫すれば十分にトレーニングできます。たとえばダンベルは、1組で重さを切り替えられる可変式にすると、置き場所をかなり減らせます。


パーソナルジムの物件選びで失敗しないための手順
置きたい器具を決める
先に器具を決めると、必要な広さや床の強度が分かります。器具の大きさに、プレートの付け外しやベンチ台を動かすスペースを足して考えましょう。
毎月払える家賃の上限を決める
売上が少ない月でも払える金額を、上限にしておきましょう。
強度と騒音・振動を管理会社に確認する
ジムとして使ってよいか、重い器具を置いてよいかを、契約前に確認します。
外観よりも家賃と条件を優先する
外観のきれいさは、思ったほど集客に影響しませんでした。
よくある質問:パーソナルジムの物件選び
- 住居用のマンションでもパーソナルジムはできますか?
-
物件によって、事業での利用ができない場合があります。必ず契約前に管理会社や大家さんに確認してください。
- 1階の物件の方がいいですか?
-
音や振動の面では、1階の方がトラブルになりにくいと言われます。2階以上の場合は、床の強度や下の階への響き方を特に確認しておきましょう。
- 物件の外観は集客に影響しますか?
-
私の場合は、外観のきれいな物件から家賃を抑えた物件に移っても、影響は特にありませんでした。
まとめ:パーソナルジムの物件は家賃を抑えるのが大事
- 物件選びで重視したのは広さ・家賃・建物の強度・騒音や振動の4つ
- 最初は外観にこだわって家賃の高い物件にしたが、移っても外観の影響はなかった
- 家賃を抑えて資金繰りが良くなった
- 次にジムを作るなら、広さは最低限にして家賃を抑えたい
物件は、開業後の経営にずっと関わる大切な決断です。見た目よりも、毎月払い続けられるかを大事にして選んでみてください。
※物件の契約内容や使い方のルールは物件ごとに違います。くわしくは管理会社・不動産会社などに確認してください。





