「パーソナルトレーナーの年収って、実際どれくらいなの?独立したら上がるの?」
トレーナーを目指す人や、独立を考えている人にとって、収入はいちばん気になるところですよね。ただ、同じトレーナーでも、会社員として働くか、独立するかで、収入も働き方も大きく変わります。
この記事では、フィットネスクラブの会社員トレーナーから独立して、今はパーソナルジムを経営している私が、会社員時代と今の収入や働き方の違いを、実体験から比べてお伝えします。
- 会社員トレーナー時代の収入のしくみ
- 独立した今の収入と、増えた理由
- 収入以外の違い(時間・保障・責任)
パーソナルトレーナーの年収は、会社員時代より独立した今の方が高い
結論からお伝えすると、私の場合は借入を返済しても、会社員時代より今の収入の方が高くなりました。
| 会社員時代 | 独立した今 | |
|---|---|---|
| 収入 | 基本給+残業・深夜手当 | 会社員時代より高い(借入の返済後でも) |
| 指名・歩合 | なし | 売上が収入に直結 |
| 働く時間 | 残業・深夜勤務あり | 減った・休みが増えた |
| 時間の融通 | きかない | 予約を調整して自分で決められる |
| もしものときの保障 | 会社の保険・手当がある | 個人事業主時代は手当がなく不安だった |
| 責任 | 会社が負う | すべて自分が負う |
会社員時代はフィットネスクラブのトレーナーで、指名や歩合はなかった
私は会社員時代、フィットネスクラブのトレーナーでした。お客様からの指名料や、売上に応じた歩合はありませんでした。
収入は、基本給が月20万円台で、そこに残業や深夜手当が入るくらいでした。その後、部署異動で内勤になってからは、残業や深夜手当がなくなり、基本給のみになりました。
独立した今は、借入を返しても会社員時代より収入が多い
独立した今は、開業のときの借入を返済しても、会社員時代より収入が高くなっています。さらに、働く時間は減り、休みも増えました。
ただし、独立してすぐに収入が上がったわけではありません。独立直後は収入ゼロの時期もありました。そのときの話は、こちらの記事にくわしく書いています。

独立して収入を増やせた理由は「休まず頑張った」「お客様を大切にした」「経費の見直し」
開業当初は、とにかく休みなく頑張った
開業当初は、とにかく休みなく頑張りました。お客様が少ないうちは、自分が動かなければ何も始まりません。
増えたお客様を大切にして、少しずつお客様を増やした
頑張って増えたお客様を大切にし、そのうえで少しずつお客様を増やしながら運営してきました。これが、収入が増えたいちばんの理由だと思っています。
通い続けてくれるお客様が増えると、毎月の売上が安定します。入会と継続の大切さは、こちらの記事で書いています。

経費は、とことん見直した
収入を増やすには、売上を上げるだけでなく、出ていくお金を減らすことも大切です。私は経費をとことん見直しました。たとえば、家賃を抑えた物件に移ったことで、資金繰りが楽になりました。

経営者になると、事業の経営状況がそのまま自分の給料になります。がんばればその分返ってくると思って、仕事をしてきました。
収入以外でいちばん良かったのは「自分で時間を調整できる」こと
独立して良かったことは、収入だけではありません。いちばん良かったのは、自分で時間を調整できることです。
予約の合間に、家事や子どもの送迎もできる
時間の調整がしやすいので、予約の合間に家事や子どもの送迎などもできています。子どもの発表会などがあるときも、予約を調整すれば行きやすくなりました。
家庭を持っている人ほど、時間の融通がきくのは助かる
家庭を持っていると、パートナーとスケジュールを調整する場面が多いと思います。自分の側で融通がきくと、何かとうまく回ります。
独立の注意点は「保障が少ない」「責任がすべて自分」
個人事業主のときは、もしものときの手当がなく不安だった
個人事業主のときは、病気やケガで働けなくなったときの手当がないのが不安でした。
会社員なら、雇用保険や会社の健康保険から、休んだときや仕事を失ったときの手当を受けられることがあります。一方、個人事業主は雇用保険に入れず、国民健康保険には、病気やケガで休んだときの手当(傷病手当金)がないのが一般的です。独立する前に、もしものときの備えも考えておきましょう。
※保険や手当のしくみは、加入している制度によって違います。くわしくは社会保険労務士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に確認してください。
法人にした今は、責任はすべて自分。でも進む道を自分で決められる
今は法人にして経営しています。会社のことはすべて自分が責任をとることになるので、責任は重いです。
それでも私は、自分で決めなければいけないということは、自分で進むべき道を決められることだと、プラスに考えています。


パーソナルトレーナーが独立して年収を上げるためにやること
開業当初は全力で動く
お客様が少ないうちは、自分が動いた分だけお客様が増えます。
増えたお客様を大切にする
通い続けてくれるお客様が、収入を安定させてくれます。
経費をとことん見直す
家賃や契約しているサービスなど、出ていくお金を定期的に見直しましょう。
もしものときの備えを考えておく
個人事業主は、会社員のような手当がないことがあります。独立前に確認しておきましょう。
よくある質問:パーソナルトレーナーの年収
- パーソナルトレーナーは、独立すれば年収が上がりますか?
-
私の場合は、借入を返済しても会社員時代より収入が高くなりました。ただし、独立直後は収入ゼロの時期もありました。お客様が増えるかどうかで大きく変わります。
- 会社員トレーナーでも、指名料や歩合はありますか?
-
私が働いていたフィットネスクラブでは、指名料や歩合はありませんでした。職場によって給料のしくみは違うので、働く前に確認しておきましょう。
- 独立すると、働く時間は増えますか?
-
開業当初は休みなく働きました。今は、会社員時代より働く時間が減り、休みも増えています。
まとめ:パーソナルトレーナーの年収は、独立して上がった。時間の自由も増えた
- 会社員時代はフィットネスクラブのトレーナーで、指名や歩合はなし(基本給+残業・深夜手当)
- 独立した今は借入を返済しても会社員時代より収入が高い
- 収入が増えた理由は開業当初の頑張り・お客様を大切にしたこと・経費の見直し
- いちばん良かったのは自分で時間を調整できること
- 注意点はもしものときの保障が少ないことと、責任がすべて自分になること
独立は、がんばった分だけ自分に返ってくる働き方です。収入だけでなく、時間の使い方や保障のことも考えて、あなたに合った働き方を選んでください。





