「パーソナルジムの開業で、失敗しないためにはどうすればいいの?」
開業準備は、やることも決めることもたくさんあります。初めての開業では、何が本当に必要なのか分からないまま進めてしまいがちです。
私もパーソナルジムを開業したとき、いくつも失敗しました。この記事では、私が開業準備で失敗したことと、無駄になったお金、そして「開業前に知っておきたかった」ことを正直にお伝えします。
- パーソナルジム開業でいちばん失敗した「事業計画」の中身
- 無駄になった顧客管理アプリとホームページ制作の契約
- ホームページを自作して良かったこと
- 同じ失敗をしないためにできること
パーソナルジム開業でいちばんの失敗は「事業計画が甘かった」
開業準備でいちばん失敗したと思うのは、事業計画が甘かったことです。事業計画とは、「どれくらいのお客様が来て、売上がいくらになり、お金がいくら出ていくか」を、開業前に見通しておくことです。
大手ジムを参考に、2ヶ月で数十万円のコースにした
私は大手のパーソナルジムを参考にして、2ヶ月で数十万円というコース料金にしました。そして、「オープンしたら必ず通うよ!」という周りの声を信じて、事業計画を立ててしまいました。
「必ず通う」と言ってくれた人のほとんどが来なかった
いざオープンしてみると、通うと言ってくれていた人のほとんどが来てくれませんでした。さらに、開業してすぐに予想していなかった出来事が重なり、数少ないお客様も来られなくなってしまいました。
理想の計画しか立てていなかったのが甘かった
今ふり返ると、理想的な計画しか立てておらず、現実的なケースや最悪のケースでの計画をまったく考えていなかったことが甘かったと感じています。
これから事業計画を立てるなら、次の3つのパターンで考えておくのがおすすめです。
| パターン | 考えておくこと |
|---|---|
| 理想 | 目標どおりにお客様が来た場合の売上と支出 |
| 現実的 | お客様が少しずつしか増えない場合の売上と支出 |
| 最悪 | お客様がほとんど来ない月が続いた場合に、何ヶ月お金が持つか |
周りの「通うよ」はうれしい言葉ですが、それだけで売上を見込むのは危険です。最悪のケースでもお金が回るかを、開業前に一度考えてみてください。
料金設定の失敗については、こちらの記事でくわしく書いています。


無駄になったのは「顧客管理アプリ」と「ホームページ制作」の契約
お金を無駄にしたと思うのは、顧客管理アプリとホームページ制作の契約です。
顧客管理アプリは、お客様にほとんど使われなかった
契約した顧客管理アプリには、会員さんがアプリで予約やキャンセルをしたり、来店ポイントをためて、プロテインやトレーニング1回分と交換できたりする機能がありました。お客様の便利さや、サービスの向上が目的でした。
ところが、実際に使ってみると、思っていたようにはいきませんでした。
| 期待していたこと | 実際 |
|---|---|
| アプリで予約・キャンセル | お客様はアプリで予約を取らず、店頭かLINEで予約 |
| 来店ポイントの交換 | 交換する商品の準備が、手間と経費になった |
| 便利さ・サービスの向上 | 使い勝手が悪かった |
結局、顧客管理アプリは無駄な買い物でした。お客様の予約は、今も店頭とLINEです。


ホームページは、自分で作った方が良いものができた
ホームページを自分で作ったきっかけは、このブログでした。ブログを自分で作っていく中で、購入したWordPressテーマ「SWELL」で、会社やお店のホームページも作れることを知りました。
試しにジムのホームページを新しく作ってみると、以前のホームページよりも良く仕上がりました。自分でも作れたのです。
自作なら費用はサーバーとドメイン代だけ、修正もすぐできる
ホームページを自分で作ると、費用はサーバーとドメイン代だけで済みます。内容の修正も自分でできるので、修正のたびに費用がかからず、新しい情報をその日のうちに反映できます。
業者に頼むと、修正のたびに費用がかかります。自分で直せれば、新しい情報もその日のうちに出せます。


開業前に知っておきたかったのは「何が必要で何が不要か」
開業前に知っておきたかったのは、ジムを運営していくうえで、何が必要で何が不要かです。
顧客管理アプリのように、開業前に「あった方がいい」と思っていたものが、実際にはお客様に使われないこともあります。反対に、開業してから「これがあればよかった」と気づくこともあります。
このブログでは、私が実際に使っている器具やサービスを紹介しています。開業準備の参考にしてみてください。


パーソナルジム開業で同じ失敗をしないためにできること
事業計画は「理想・現実的・最悪」の3パターンで立てる
最悪のケースでも、何ヶ月お金が持つかを確認しておきましょう。
「通うよ」という声だけで売上を見込まない
実際に来てくれるかは、オープンしてみないと分かりません。
契約する前に「お客様が本当に使うか」を考える
予約は店頭とLINEで十分なこともあります。アプリなどの契約は、必要になってからでも遅くありません。
ホームページは自作も考える
WordPressとテーマを使えば、費用を抑えて、修正も自分でできます。
よくある質問:パーソナルジム開業の失敗
- 事業計画は自分で作れますか?
-
自分で作ることもできますが、不安な場合は税理士などの専門家に相談するのがおすすめです。理想だけでなく、最悪のケースまで考えておきましょう。
- 顧客管理アプリは必要ないですか?
-
ジムの規模や運営の仕方によります。私の場合は、お客様がアプリで予約を取らず、無駄になりました。予約は今も店頭とLINEです。
- ホームページは業者に頼むべきですか?
-
私は業者との契約が無駄になったと感じています。自分で作ると、費用はサーバーとドメイン代だけで、修正もすぐにできます。
まとめ:パーソナルジム開業は「最悪のケース」まで考えて始める
- いちばんの失敗は、周りの声を信じて理想の事業計画しか立てなかったこと
- 事業計画は理想・現実的・最悪の3パターンで考える
- 顧客管理アプリはお客様に使われず無駄になった(予約は店頭とLINE)
- ホームページは自作した方が良いものができ、費用も修正の手間も減った
開業準備では、あれもこれもそろえたくなります。まずは必要なものだけで始めて、最悪のケースでもお金が回るかを確認してから進めてみてください。
※事業計画や融資については、税理士などの専門家に相談してください。





