「パーソナルトレーナーとして独立したいけど、失敗したらどうしよう…」
独立は、自分の力を試せる大きなチャンスです。その一方で、お金の使い方や料金の決め方をまちがえると、せっかく独立しても苦しい経営が続いてしまいます。
この記事では、トレーナーとして独立してジムを経営している私が、実際にした4つの失敗と、会社員のうちにやっておけばよかったこと、そしてこれから独立する人に伝えたいアドバイスを、正直にお伝えします。
- パーソナルトレーナーの独立で私がした4つの失敗
- 会社員のうちにやっておけばよかったこと
- 独立で失敗しないために、最初にやってほしいこと
パーソナルトレーナーの独立で私がした失敗は4つ
私が独立してからした失敗は、大きく分けて次の4つです。
| 失敗 | どうなったか |
|---|---|
| 高額な顧客管理アプリとホームページ制作の契約 | 100万円以上の無駄遣い |
| 売上が上がってすぐに2店舗目を出した | 行き来で予約枠が減り、売上が下がった |
| 料金を高くしすぎて、下げすぎた | 薄利多売の状態になった |
| 予約の間隔を30分空けていた | 15分でも問題なかった |
「あった方がいい」で契約して100万円以上を無駄にした
いちばん大きな失敗は、高額な顧客管理アプリとホームページ制作の契約です。「あった方が良い」と安直に考えて契約した結果、100万円以上の無駄遣いをしてしまいました。
顧客管理アプリはお客様にほとんど使われず、ホームページはあとから自分で作った方が良いものができました。くわしくはこちらの記事に書いています。

売上が上がってすぐ2店舗目を出し、売上が下がった
売上が上がってきたタイミングで、すぐに2店舗目をオープンしたことも失敗でした。
新しい店舗のスタッフが早々に辞めてしまい、私が本店と2店舗目を行き来することになりました。その結果、私の予約枠が減ってしまい、売上が下がることになってしまいました。
売上が上がると、つい次の一手を打ちたくなります。でも、自分が現場に立てなくなったときにどうなるかまで、考えておくべきでした。
料金を高くしすぎて、次は下げすぎて薄利多売に
開業当初の料金は高額すぎて、お客様が誰も来ませんでした。そこで「とにかく通ってもらいたい」と金額を下げたところ、今度は下げすぎて薄利多売の状態になってしまいました。
料金は、高すぎても安すぎても経営が苦しくなります。料金設定の失敗と決め方は、こちらの記事でくわしく書いています。


予約の間隔は、最初から15分にすればよかった
時間の使い方でも、やり直したいことがあります。最初は、お客様とお客様の間の時間を30分空けていました。
お客様が増えて予約が取りづらくなってきたタイミングで、15分間隔に縮めました。すると、お客様からのクレームもなく、運営も効率的になりました。最初からこれでやればよかったと思っています。
会社員のうちにやっておけばよかったのは「お金をためる」と「小さく始める」
独立する前の、会社員のうちにやっておけばよかったと思うことは2つあります。
もっとお金をためて、自己資金だけで開業すればよかった
1つ目は、もっとお金をためて、自己資金だけで開業すればよかったということです。私は開業のときにお金を借りました。借り方や返済のことは、こちらの記事にまとめています。


オンラインや出張パーソナルで、先にお客様をつくればよかった
2つ目は、オンラインや出張パーソナルなどで小さく始めて、ある程度お客様をつくってから開業すればよかったということです。
お店を持つと、家賃などの固定費が毎月かかります。お客様がいる状態で開業できれば、オープン直後の苦しい時期を短くできるはずです。
パーソナルトレーナーの独立で失敗しないためにやってほしい3つのこと
これから独立を考えているあなたに、私からのアドバイスです。
先を行く経営者に会いに行き、事業計画を相談する
自分の事業計画を見てもらい、アドバイスをもらいましょう。実際に経営している人の意見は、ネットの情報よりも具体的です。
最初は小さく始める
いきなり大きなお店や高額な契約から始めず、オンラインや出張パーソナルなど、小さく始めてお客様をつくりましょう。
撤退ラインを決めておく
撤退ラインとは、「ここまで来たらやめる・縮小する」という基準のことです。たとえば「赤字が何ヶ月続いたら」「貯金がいくらを切ったら」など、始める前に決めておきましょう。
周りに相談できる人がいない、何から準備したらいいか分からないという人は、このブログを読んで実践してみてください。70〜80点ぐらいは取れる独立ができるのではないかと思います。


よくある質問:パーソナルトレーナーの独立と失敗
- 独立するときに、お金は借りない方がいいですか?
-
私は、もっとお金をためて自己資金だけで開業すればよかったと感じています。借りる場合は、返済できるかを最悪のケースまで考えておきましょう。不安な場合は、税理士などの専門家に相談するのがおすすめです。
- 2店舗目はいつ出せばいいですか?
-
私は売上が上がってすぐに出して失敗しました。新しい店舗のスタッフが辞めても回るかどうかまで考えてから、決めるのがおすすめです。
- 予約の間隔はどれくらい空ければいいですか?
-
私は最初30分空けていましたが、15分に縮めてもお客様からのクレームはなく、運営も効率的になりました。
まとめ:パーソナルトレーナーの独立は「小さく始めて、大きな失敗をしない」
- いちばんの失敗は「あった方がいい」で高額な契約をしたこと(100万円以上の無駄遣い)
- 売上が上がってすぐの2店舗目は、行き来で予約枠が減り売上が下がった
- 料金は高すぎても安すぎても失敗する
- 予約の間隔は15分でも問題なかった
- 会社員のうちにお金をため、小さく始めてお客様をつくっておく
- 独立前に先を行く経営者に相談し、撤退ラインを決めておく
独立には、小さな失敗はつきものです。とにかく大きな失敗だけは気をつけてください。まずは小さく始めて、一歩ずつ進めていきましょう。
※開業資金の借り入れや税金については、税理士などの専門家に相談してください。





